人間がこの世に誕生したということは、その生命の存在自体に特別な意味があり、どんな環境にいても、どんなに障がいが重くても、一人ひとりが幸せになる権利を有しています。
そのことが実感できるよう関わりを持った方々に心和む環境を提供することが地域における「ふくのね」の役割です。
私どもの活動に、ご支援・ご協力をよろしくお願い申しあげます。
「ふくのね」は、人間が生まれながらに持つことになった障がい、また生きていく中で障がいを背負うことになった方々が、障がいのハンデを乗り越え、住み慣れた地域で当たり前の生活が送れることができるよう、働くことを通じて自立することを支援する団体です。
一人ではできないことでも、みんなで支え合い、助け合い、認め合うことができれば、少しの支援があれば、社会に参加して自立することができます。一人ひとりの暖かい支援が、一つにまとまっていくとき、大きな愛の恵みとして、障がい当事者に届くことを信じています。
愛の小づちを持ち、鐘を鳴らして、その愛の響き(福音:神の愛の良き知らせ=ふくのね)をみんなの心に届けるのが「ふくのね」の役割です。
■貧困をなくそう / 飢餓をゼロに
障がいがどんなに重くても、働くことを生活の柱にして、年金・工賃が最低生活保護額になることを目指し、最低限度の
生活ができるようになる。
■すべての人に健康と福祉を
障がいがあることで、制限された生活にならないように、身心ともに開放的な生活が送れるよう支援していく。
■質の高い教育をみんなに / ジェンダー平等を実現しよう
教育におけるジェンダー格差を無くし、障がい者・脆弱層があらゆるレベルの教育や、職業訓練に平等にアクセスできる
ようにする。
■働きがいも経済成長も
生産活動を通じて、障がいの特性に応じた役割を創出して、働きがいのある人間らしい仕事で労働に応じた所得が得られ
るようにする。
■人や国の不平等をなくそう
障がいがあることでの差別や、権利が損なわれることが無いよう、共に同じ人間であることを意識した生活を送れるよう
にする。
■住み続けられるまちづくりを
障がい者や高齢者、弱い人たちが安全で包括的な利用が容易な緑地や公共スペースへの普遍的なアクセスを提供する。
■つくる責任つかう責任
食堂や給食で出た食品の残りを利用して堆肥を作り、花壇づくりに利用する。